今日の葉山沖散骨は、とても思い出に残るいい式となりました。
今回のご葬家様とはご遺骨をお預かりに伺う時もそうですが、お電話で
打合せをしていた時から色々お話を頂き、自分なりの構想が出来ていました。
亡くなられたのはお父様なのですが、釣りが大好きで毎週の如く釣りに
行かれていたそうです。その釣り好きがこうじてお嬢様に小型船舶免許を
取らせたそうです。いつかは娘の操船する船で釣りをやりたいという父親の気持ち・・・
私も二人の娘の親として父親の気持ちがよくわかります。
でも一度も実現できなかったそうです。
その話を聞いて、今日の船長には事前に話を付けておいて、船内で色々話をした後で出航!
港を出てからお嬢様に操船させるというサプライズを仕掛けました。
もちろん、船長が横につきっきりです。距離もほんの少しですが、お嬢様は喜んでおられましたね。
周りのご家族も笑顔いっぱいになりました。
船内で、生前できなかったお父さんを釣りに連れて行ってあげる気持ちで操船してくださいという
言葉はどこかに飛んで行ってしまったみたいです。ただただ自分が楽しんでいたような??(笑)
でも、一生忘れられない思い出を作って差し上げました。
多分、故人であるお父様も「やっとお前の操船で釣りに行ける」と笑顔いっぱいだったと思います。
https://sangosyo.jp/wp/
2021-04-23 08:05:26